農業、一緒にやりましょう

 こんにちは、駆け出しの農業法人です。年々変わっていく農業、いつも新米の心持ちです。
 弊社は、 米・野菜・果実・薬草の栽培と販売、農地の管理などを生業としております。地域に根ざした農業者として、皆様と共に、働き手、お客様、社会が喜ぶ食の担い手をめざします。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

悩み1.これまで築かれた大切な農地、しっかり活用したい!

 私の住む岐阜県羽島市は、 濃尾平野の中央部に位置し、木曽川と長良川に挟まれた水郷地帯です。かつて、水との戦いの中、江戸時代に薩摩義士による治水工事のおかげで土地が守られた地域です。先人が築いた貴重な田畑、有効に活用しなければいけないと思います。また、近年においては春からの猛暑や超大型の台風到来など気象や自然環境が大きく変化し、世界規模で風水害や地震被害が想定されています。このような中、食の安定確保は待ったなしの課題です。
 人にとって大切な食を担う農業は、しっかり守る必要があります。   

悩み2.受け継いだ田畑の管理

 私は、兼業農家の5代目として生まれ、中学生の頃までは時々農作業を手伝っていました。その後、小規模ながら少しずつ機械化が進み、祖父と両親だけで農作業を行うようになったので手伝いはだんだん少なくなりました。父が亡くなった2002年より兼業で畑の雑草管理と父が始めていた銀杏の栽培を手がけるようになりました。水田は、近くの個人農家さんに米づくりをする形で管理してもらっていました。その農家さんも高齢となり、水田管理は別の農家さんにお願いしました。そして、また高齢のため、今度は隣村の個人農家さんにお願いしました。その後、大規模農家さんにお願いし、近年はJA営農さんにもお願いしています。
 大規模農家さんに管理をお願いした頃から、受け継いだ田畑の管理について考えるようになりました。

悩み3.一人では難しい農業

 現代の農業は手作業主体で行っていた昔と異なり 、コストや時間を抑えるための機械設備を使っての効率的な作業になっています。ただし、その機械は、たとえば田植え機やコンバインなどのように一年の内のほんの数日使用するだけの機械が多く、しかも購入費は高価です。点検整備やメンテナンスなど維持費も必要となります。また、栽培方法や使用する資材や機械が開発され、新たな栽培技術の習得や設備投資など時間やコストがかかります。これらは、 地元地域はもとより、農機具を持つ多くの農家や兼業農家にとって、共通の悩みとなっています。一人農業では、なかなか厳しいところです。このような理由から農業をやめる、土地を手放すといった方法を考えている農家も多いと思います。しかし、子育て中の今は出来なくても、時間や暮らしに余裕が出来たら、家族や身近な人たちと自分の畑で野菜を作りたい、自分が作った新鮮でおいしい野菜を食べたいと思っておられる方もたくさんいらっしゃると思います。また、高齢となられた農家では、機械や資材があるので少しは自分が農業に携わりつつ、身近な担い手に農業を引き継いでもらいたい、また引き継がなくても農地を管理してくれる人はいないか、と懸念している方も多いと思います。そのような農家への応援が必要で、それぞれの状況に合わせた農業継続の仕組みづくりが求められていると思います。
 この希望をかなえるためには、地域のお年寄りや子育て中のお母さん、からだが不自由な方などのいろいろな人達が、それぞれの希望にあったかたちで農業に関わることができる場所が必要と考えています。

創業のきっかけ

 このような3つの悩みを解決するためには、地域の農地や経験知識、身近で多様な労働力が必要であり、多くの協力を得つつ多様な悩みに答える農業組織が不可欠と考えていました。また創業当時の私は前職(建設コンサルタントで農業関連事業を担当)定年後1年目の嘱託職員の時期で、強い農業の必要性、重要性を肌で感じておりました。そこで、待っていても何も始まらないと考え、創業を決意しました。

太陽”SUN”のめぐみをしっかりいただき、無駄なくいただく

 弊社が行う農業の基本は、地域の自然とこれまで築かれた歴史を踏まえ、持続可能な食料生産の仕組みをつくる 、地域住民が参加する就業の場を作る、そんな農業により作物を栽培し、太陽のめぐみを皆でいただくことと考えています。
 現在、いろいろな作物を栽培していますが、さらにたくさんの品目ができるよう栽培面積を広げて行きたいと考えています。